住宅展示場は行かない方がいい?予約なしで見学するデメリットと対策

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住宅の購入を考え始めると、こんなことを思い浮かべませんか?

住宅展示場の見学をしてみたいけど直接行ってもいいのかな?
それとも予約した方がいいのかな?いや、まずは資料請求かな…

何から始めたらいいのか分からなくなったりしませんか?そんなお悩みを持つ方に、実際に住宅展示場で受付として働き、内情を知る従業員目線でお話しします。

このブログの管理人は

前職は、住宅展示場の受付事務として7年以上、派遣社員で働いていました。

住宅購入を考えている方へ向けて、役立つ情報をお届けしていければと思います。

もくじ

住宅展示場に行くと…

このような感じで、広い総合展示場であれば10棟以上の住宅展示場が建ち並んでいます。

①総合住宅展示場内にある管理センターで受付

まずは総合展示場内にある管理センター、センターハウスと呼ばれるところで受付をしアンケート記入します。

アンケートに記入する内容は、住所・名前・連絡先・住宅の計画があるかどうかなどです。

総合展示場で記入したアンケートは、その中に入っている全てのハウスメーカーに共有されます。もちろん、拒否することもできますので、記入の際は注意しましょう。

②ハウスメーカーのモデルハウスで受付

好きなハウスメーカーを見学することができます。3階建てのモデルハウスや70〜80坪の大きくて立派なモデルハウスが立ち並びます。

中に入るとここでもアンケートを記入します。(その後、別のハウスメーカーを見学する度に記入することになります。)アンケート記入は、お断りすることもできますので、アンケートは記入したくないとはっきり言いましょう。記入しなくても案内してくれます。

ただし、嘘を書くのだけはやめましょう!ウソの電話番号を記入する方が時々いますが、本当の電話の持ち主に迷惑がかかります。

③モデルハウスの中を見学

モデルハウスの中を見学しながら、色々な質問を受けます。(予算・収入・勤務先・親からの援助・土地の有無など)言いたくないことは答えなくても大丈夫です。

長い時で2時間前後かかります。色々なハウスメーカーが見たい時は、「まずは見に来ただけ」「カタログください」「考え始めたばかりで色々なメーカーが見たい」など、はっきり言いましょう。

④他のモデルハウスを見に行く

②と③の繰り返しです。

1社で2時間もかかっていては、1日に2〜3社見て終わりという感じになります。全てのハウスメーカーの話をじっくり聞いてから、見比べて検討したいという場合以外は、直接行くよりも資料請求したり、元住宅営業の方が相談に乗ってくれる所を利用することをおすすめします。

総合住宅展示場にある住宅展示場(モデルハウス)は豪華

外から外観を見ただけでも分かる、大きくてかっこいいモデルハウスばかりです。

住宅展示場は7000万〜の所が多いと思います。都心であればもっと高いはずです。

ここだけの話ですが(笑)私が働く展示場は田舎ですが約1億円です。展示場に設置されているキッチン、お風呂、洗面などは標準仕様ではなくオプション品や特注品などを使用していますし、家具なども高級品を使用しています。

これは私が働くハウスメーカー以外でも同じ可能性が高いです。

それでも…

ここだけはお金をかけたいという場合に参考になったりします。実際に、キッチン・お風呂・床材にお金をかけたいという方が展示場のものを採用したことがありました。特に床材は経年でどうなるのか参考になったようです。

住宅展示場へは直接見に行くことは可能。でも…

予約しなくてもご覧いただくことは可能ですが、常に営業がいるとは限りません。

平日は特に外出していることが多く、週末は忙しくて優秀な営業ほど打ち合わせで展示場に待機していることはほとんどありません。平日は、受付の人が対応する場合が多く、「これはどうなのですか?」と聞いても「後ほど営業からご連絡します」など、その場では分からないことがほとんどです。

チェック!!

住宅展示場へ直接行くことは可能ですが、以下注意点があります。

  • 見学した時に担当してくれた営業の人がどんなに嫌でも、その人が転勤や退職しない限り、担当を交換してもらうことは難しい。
  • 営業がいない場合は、受付の女性が対応。聞いたことに対して詳しく答えられる人は少ない。
  • 優秀な営業は忙しいため、担当してもらえる可能性はほぼない。
  • 祝日が休みの展示場や平日が長期休暇で開いてないこともある。

じゃぁ、どうすればいいの?

住宅展示場に行く前に検討してみるのもあり!その他の方法

住宅展示場の見学、リアルサイズのモデルハウスの見学は、直接住宅展示場に行かなくても他の方法で見学することが可能です。また、マイホームは一生に一度の高い買い物。出来ることなら優秀な営業に担当してもらいたくありませんか?

①友人や職場にマイホームを購入した人がいないか確認してみる

ほとんどのハウスメーカーでは紹介制度というものがあるので、紹介してくれた方にも紹介された方にも特典があったりします。

紹介してくれた方へは、ギフトカードや現金など、紹介された方は、ギフトカードや建物購入金額の3〜5%値引きしてもらえる特典だったりと様々です。

ここで必ず、どんな営業かきちんと対応してくれたか、予算に対してどのくらいの金額アップ・ダウンがあったかなど、気になることを確認して合いそうだなと感じたら、その方を通して紹介をお願いしましょう。

注意点

住宅展示場に直接行った後に、しばらく経ってから実は友人がこちらで家を購入したと言っても、紹介扱いにならない場合もあります。必ず、その建てた方から営業を紹介してもらいましょう!

②不動産会社からハウスメーカーや工務店を紹介してもらう

一概には言えませんが、仲良くしている営業に優先的に紹介することもあるようなので、「きちんとこちらの話を聞いて、ヒアリングしてくれるか。そのヒアリング内容に合った、ハウスメーカーを紹介してくれるか。」がカギになります。

例えば、「総額4000万円で家を建てたい。土地も探している。」場合、土地が1000万円だとして建物にいくらお金をかけられるのか逆算しなければなりません。外構費用や地盤補強費用など、建物本体以外にもかかってくるお金の考慮が必要です。

色々な視点からアドバイスしてくれて、信頼できる不動産会社から紹介してもらいましょう!

③ハウスメーカーや工務店のホームページから展示場来場予約をして見学する

大手のハウスメーカーであれば、QUOカードやギフトカードなどのプレゼントがあったりするので、予約しないで直接行くよりもお得です。ただしアンケートの記入は必須になります。すでに住宅を購入されている場合などはプレゼント対象外になる所が多いので、予約の際に記載されている注意書きをチェックしましょう。

しかし、この方法では必ず優秀な営業や店長が対応してくれるのか、というと難しいです。なぜなら、その見学希望した日時に空いている営業が担当になる場合もあるからです。

これなら、直接住宅展示場に行くのと変わりありません。話を聞いてみたら、希望の予算では難しいなんてこともあるでしょう。

④まずは資料請求をしてみる

やみくもに住宅展示場を見学しても疲れてしまいます。

営業は初回にできるだけの情報収集をしようと、自社製品が他社よりいかに優れているか時間をかけて接客します。真剣に聞いていたら2時間経っていた!なんてことも。

資料請求で、構造や家の外観の雰囲気などをある程度把握した上で、数社に絞って見学するのが一番良いと思います。

注意点

ハウスメーカーのホームページから直接資料請求した際は、電話での勧誘、自宅への訪問がある場合も。資料請求する際に備考欄がある場合は、希望の連絡方法を記載しておくと良いです。また、メーカーによっては、手の空いている営業が担当になることがあります。必ずしも、優秀な営業が担当になるわけではないので注意しましょう。

番外編 個人情報を知られずにカタログを手に入れたい!

これは、結構ハードルが高いのですが、住所や名前を記入したくない旨を伝えてからカタログだけ欲しいと言って直接展示場へ行く方法です。その際は、対応してくれた営業の名刺とをきちんともらいましょう。

そうすることで、連絡先を知られずにカタログをもらうことが可能です。

私が働いている住宅展示場にも、実際にカタログのみもらいに来るお客様がいらっしゃいました。

アンケートに記入しないとカタログ渡せないという営業は、担当にしてはいけない営業に当てはまりますので、その時点で同じメーカーの別の展示場にもらいに行った方がいいでしょう。

マイホームづくりの参考になりましたら幸いです

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