総合住宅展示場⇨ハウスメーカーや工務店が建っている敷地全体のこと。住宅展示場⇨ハウスメーカーや工務店のモデルハウスのこと。この記事では、呼び分けています。
前職は、大手ハウスメーカーに無期雇用で派遣され、住宅展示場で7年以上派遣社員として働いていました。
住宅展示場でこれから働いてみたいと思っている方に向けて、リアルな声をお届けできたらと思っています。
総合住宅展示場の仕事内容とは?
総合住宅展示場には上のイラストのように、ハウスメーカーや工務店の家が敷地内にたくさん建っています。
運営は地元のテレビ局が行っていることがほとんどです。管理は地元の会社が請け負っています。
管理会社の受付でお客様にアンケートを記入していただくのが、総合住宅展示場の受付の主な仕事になります。
実際に仕事をしている方から聞いた仕事内容を下記にまとめてみました。
①アンケートを記入してもらう
まず、受付でアンケートにお名前・住所・連絡先などを記入してもらいます。
お客様の中には、記入したくない方もいらっしゃいますが、無理に記入していただかなくても大丈夫です。
また、その日に何組お客様が来場したのか、毎日チェックします。
記入していただいたアンケートは、各メーカーに手渡しで届けています。
②イベントの準備
月に1度のペースでイベントを開催しています。
イベントの内容は、管理会社で決めてくれるようですが、手伝いに来てくれる方を探したり、お弁当の手配をしたりなど、イベント会社とのやり取りは受付の仕事となります。
③掃除
全体的に掃除をしたり、共用トイレの掃除もします。掃き掃除は、敷地がとても広い場合は、Tシャツがびしょびしょになるほど汗をかくので、着替え必須だそうです。
またゴミの分別についても、ゴミ収集業者から細かく言われているようで、できていないメーカーがあると大変そうでした。
④回覧資料作り
何か通達がある場合は、回覧板を全てのメーカーに回るようにしています。
例えば、「モデルハウスを建て替えるので工事車両がいつからいつまで入りますよー」などですね。
⑤電話応対
お客様から「〇〇ハウスは本日営業してますか?」や「〇〇の忘れ物、届いていませんか?」など、あとは関係業者からの電話ぐらいで、あまり電話はかかってこないようです。
⑥飾り付け
屋内イベントを行うスペースがありますので、季節ごとの飾り付けをします。
折り紙を使ったものやお子様が喜びそうな飾りにしますので、手先が器用だと重宝されると思います。
⑦報告資料作成
総合展示場への来場人数や、メーカーごとに集計している来場人数などを管理会社や運営会社へ報告する資料の作成があります。
パソコン入力ができれば問題ありません。
いかがでしょうか?そんなに難しい仕事ではありませんが、受付の方を見ていると体力がいる仕事だなと思います。日中も落ち葉やゴミの掃除をしていますが、敷地が広いので大変そうです。
総合展示場の受付で働くには?
イベントなどで人手が必要な時は、単発で派遣の仕事もあるようですが、長期で働いている方はパートアルバイトの方が多い印象です。
- 勤務時間⇨9:00〜17:30
- 勤務日数⇨週1〜5日(水曜日の他シフト制)
- 時給⇨1000円前後
- 雇用形態⇨派遣社員、パート、アルバイト
- 働いている方の年齢層⇨20代〜50代(私が働いているところは、40〜50代が多いです)
- 必要なスキル⇨コミュニケーション力、パソコンの入力など
総合住宅展示場の受付の仕事は、派遣で募集していることが少ないので、試しに働いてみるのは難しいかもしれません。
もし、働いてみたいけど長続きするか心配という方は、メーカーの住宅展示場受付の仕事を単発で行ってからや、派遣先の事務の女性に聞いてみてからでもいいと思いますよ。
まとめ
住宅展示場の受付で働くといっても種類がありました。
- 住宅展示場の受付事務
- 住宅展示場の受付(呼び込みスタッフ)
- 総合住宅展示場の受付事務
ぜひ、求人に応募する際は参考にしてみてくださいね!
それではまた♪